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産後のダイエットに有効なのは、食事または運動、それとも両方?医学レビューまとめ

ダイエットはすべきか?

Twitterで始まるママさんたちの非常なマウンティングの戦い、菓子テロ。非常に参考になります。しかし、菓子テロをする一方でダイエットと叫ぶママさんがいます。授乳中は、ボーナスステージとうちの職場の後輩ママ言っていましたが、ボーナスステージが終了すると残酷な現実が忍び足でやってくる。と言っていたのが忘れられません。

今回は、コクランレビューで「産後のダイエット(体重減少)に有効なのは、食事または運動、それとも両方?」というものを見つけましたのでそれをご紹介します。

コクランレビューとは?

コクラン共同計画(Cochrane Collaboration、略称CC)は、治療と予防に関する医療情報を定期的に吟味し人々に伝えるために、世界展開している計画である。1992年にイギリスの国民保健サービス (NHS) による根拠に基づく医療政策と実践、またその定量的な評価の一環として始まった。

コクラン共同計画 - Wikipedia

一言で言うと世界中から信用できる臨床試験をまとめたまとめサイトです。どっかのキュレーションサイトより遙かにしっかりまとめられています。(当然当ブログよりも。。)

ダイエットに関するコクランレビュー

コクランレビューでダイエットと出産についてのレビューを検索すると「産後のダイエット(体重減少)に有効なのは、食事または運動、それとも両方?」というレビューがあります。

世界中から14のランダム化比較試験を見つけて910名以上の女性を対象としている研究をまとめました。
このレビューの2013年の7月にupdateされた「産後のダイエット(体重減少)には食事、運動、食事と運動両方のどれが有効か?」のサマリーを今回はご紹介します。

妊娠中に体重増加した女性の産後のダイエットに有効なのは,食事または運動,それとも食事と運動両方?

女性は妊娠中体重が自然と増加しますが、産後は徐々に減少します。

しかし、妊娠中に増加した体重が産後1、2年を経てもなかなか減らずに、健
康問題になる心配が出てくる女性もいます。産後に、妊娠中の体重増加が

残っていると肥満になる可能性があります。

その後、糖尿病や心臓病、高血圧などに罹患するリスクが高くなります。産後およそ6か月以内に妊娠前の体重に戻った女性は、10年後の肥満のリスクがより低くなるといわれています。

このレビューは、産後数か月を経過した女性が、食事、運動、食事と運動の両方でダイエットを行なった場合に、体重減少するかどうかの効果をみたランダム化比較試験を集めたものです。

このレビューは特に、授乳中の女性のダイエットが、授乳に影響しないか注目しました。このレビューでは14の研究をみつけ、そのうち産後の体重が減少しない 910 名の女性を含む12の研究が分析に含まれました。

結果

食事と運動の両方または、食事のみのダイエットが通常のケアと比較して産後の体重減少に効果がありました。これらの介入は、将来の母親の肥満を予防することに役立つ可能性があります。食事や運動によるダイエットが授乳に与える影響については十分なエビデンスがありませんでしたが、分析に含まれた研究のなかでは特に影響はみられませんでした。

食事と運動の両方でダイエットすることが、食事のみよりも、血液循環と心肺機能の増進や筋力維持のためには好ましいです。さらなる研究が必要です。