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理系パパの育児学

理系脳の育児学

男性にもある産後うつ。パタニティブルーが増加中?

産後うつ病とは?

新型うつ病とかいう職場に行ったら発症すうつ病がある現代社会、ブラック企業真っ青な労働環境の「株式会社 育児」うつ病が出ないわけがない。と個人的には思っています。

出産前に知り合いの精神科医の女医さんが産後うつになって

「専門職でも自分で自分をコントロールできない」

って言っていたのが心のどこかに魚の小骨みたいに引っかかっていて、

「自分ひとりじゃどうにもならんのだな。」

と感じていました。

まさか、自分の妻にもこのようなことが起きるとは思っていませんでした。妻のために産後うつを調べているうちに、「実は男性の産後うつ(パタニティブルー)が増えている。」ということがわかってきたので今回の記事は男性の産後うつって何?ということを中心に勉強したのでまとめておきます。

産後うつは男性もなります。

実は産後うつに男性もなることが報告されています。ママさん方の言いたい「お前育児してないくせになんで鬱なるねん。」という心の声はわかります。しかし、1900年代から男性が産後うつになることは知られていて、100人あたり1.6人くらいの割合でしたが、近年は100人あたり19人という報告もあるほど増加傾向にあると言われています。

男性の産後うつ(パタニティブルー)のリスク要因

男性の産後うつ病のリスク要因として種々の報告をまとめますと以下のようなものがあることが分かっています。

  • パートナーが産後うつ
  • 結婚生活の満足度が低いこと
  • 自尊心が低いこと
  • 無職あるいは収入が低いこと
  • 精神疾患の既往があること
  • 父親の年齢が低いこと
  • 社会的サポートが低いこと
  • 立ち会い出産時の達成感や喜びが小さいこと

などが報告されています。

父親産後うつ(パタニティブルー)になることによる障害

パパさんが産後うつになると

  • 絵本の読み聞かせの減少
  • 体罰の増加
  • 子供の社会性の低下
  • 多動
  • 問題行動

などの問題が起きてくることが研究結果で分かっています。

なぜ?男性の産後うつ(パタニティブルー)はほっておかれたのか?

なぜ、男性の産後うつ(パタニティブルー)が今まで見過ごされられていたのか?そこには、産後うつの社会的な認知が広がり、ママさんは1か月検診などで保健師さんなどがきちんとフォローしますが、パパさんは仕事のため検診に仕事で来ないなどの原因として考えられています。

ママさんが産後うつ気味の家庭は要注意

何故、今男性の産後うつが問題となっているのでしょうか?言うまでも無く、それは、パートナーであるママさんの健康状態や、子どもの発育・発達に強く影響を及ぼす恐れがあるからです。ママさんが産後うつであることは、パパさんが産後うつになるリスク要因として知られています。つまり、両親が揃って産後うつの状態に陥ってしまうケースが少なくないことを示しています。

両親が産後うつになってしまった場合、子どもに対する日々の世話や、発育・発達に対して支障が生じることが懸念されます。

イクメンブームがパパさんの産後うつ増加の原因? 

社会的な要因を背景として,産後の父親に期待される役割が急増しつつあることが問題となっていると考えられています。

長引く不景気を発端として,雇用情勢や労働環境は依然として厳しいままです。

アベノミクスとは何だったのか?

パパさんは、そうした状況で家族を養うために仕事をすることに加え、家庭においても担うことを期待される役割が増えています。

昔は産後ママさんは里帰りをするなど、ママさんが妊娠中、および産篠の家事や家族の身の回りの世話については、実家からのサポートを受けられることが多かったと思います。しかし、核家族化や出産の高齢化にともなって、サポートする祖父母の高齢化問題で実家からのサポートを受けにくくなったり、育児と介護を同時に迫られたりするケースは増加しています。

父親が担う役割が増えれば増えるほど、どうしてもストレスも増えやすくなる。

 厚生労働省は,男性の子育て参加や育児休業取得の促進等を目的とした「イクメンプロジェクト」を2010年より始動した。この“イクメン”という単語は、その年の新語・流行語大賞の選考によって,2010年のトップテンに選ばれるほど,広く知られる言葉になりました。

厚生労働省が打ち出したコンセプトには、

イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男のこと」

とされています。

このコンセプトにあるように、パパさんが子育てを楽しむためには、

「心のゆとりが不可欠」

です。

つまり、父親が子育てにより加わることを推進するためは、すべての父親が心にゆとりを持てるような社会環境が整備されていくことが重要です。

しかし、そうした社会環境の実現なくして、社会的なブームとして“イクメン”が推奨されていくことは、家庭や育児に関心を持つ父親を生み出す反面、その期待と役割に押し潰されてしまう父親をも生み出してしまう危険性をはらんでいます。

まとめ

予防のためにはまず、ママさんの精神的安定が必要だと思います。矛盾しますが、そのためにはパパさんはママさんをサポートすることからはじめるべきだと思います。育児、最初は男性は自分の子供って実感が分からず参加しづらいのも事実だと思います。しかし、そこを乗り越えると非常に楽しい毎日がやってきますよ。