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理系パパの育児学

理系脳の育児学

赤ちゃんの長引く下痢。それ乳糖不耐症かも?

子供の下痢が長続きしていた。

子供が5日間ほど下痢をしていた。機嫌はよく、ミルクも離乳食も食べて、熱もないのですが、下痢のせいかおなかが減るのか夜中に1時間おきに何度も起きていました。幸い体重の減少もなく、元気そうなので時間たてば治るだろうと思い様子を見ていましたが、少し心配になり小児科に診察に行きました。診断は乳糖不耐症疑いでした。そういう理由で今回は、乳糖不耐について勉強しましたのでまとめておきます。

乳糖の分解と吸収

ミルクや牛乳に含まれる糖質である乳糖は、小腸粘膜にある乳糖分解酵素(ラクターゼ)によってブドウ糖とガラクトースに分解され、はじめて体に吸収されます。

ヒトだけが特別?乳糖不耐は哺乳類にほとんどなる?

哺乳類は、授乳期がすぎると乳糖分解酵素の活性が低下して乳糖不耐となるのですが、ヒトの場合はそうならない人が多数います。ヒトは離乳後も牛乳などを飲み続けるため、その適応の結果、あるいは遺伝子の変異の結果ともいわれています。

乳糖不耐症には2種類あります

乳児期の乳糖不耐症は、生まれながら乳糖分解酵素がない「先天性乳糖不耐症」と、急性の感染性下痢症や薬剤などが原因で小腸粘膜が傷害されて、乳糖分解酵素のはたらきが弱まり下痢になる「二次性乳糖不耐症」とがあり、二次性が大半だといわれています。

何故、乳糖が分解できないと下痢になるの?

乳糖分解酵素不足で分解されずに小腸を通りすぎた乳糖のために、大腸内の浸透圧が上昇して腸壁から水分が染み出し、浸透圧性下痢が発生します。さらに、乳糖を利用する腸管内の微生物が乳酸や二酸化炭素を産生し、その乳酸が腸を刺激して蠕動運動を強めることで下痢が、二酸化炭素によって腹痛や腹鳴などが起こります。

乳糖不耐症の診断方法

乳糖不耐症の診断は酸性臭、便pH5.5以下、便中還元糖陽性などの検査を行い診断します。

乳糖不耐症の治療

乳糖を含む食物を除去・制限

乳糖を含む食物を除去・制限します。乳製品でもあらかじめ乳糖を分解してある食品は摂取可能です。乳児に対しては乳糖を含まない特殊なミルクを使用します。うちはノンラクトを1缶購入し飲ませました。

森永 ノンラクト 300g

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乳糖分解酵素製剤(ミルラクト)

乳糖を分解する酵素製剤を内服するという方法もあります。しかし、効果はあくまでも限定的でこれだけで治るというものではありません。

まとめ

うちの場合は、小児科の先生に便が付いたおむつを見せたら乳糖不耐症の疑いと診断されましたので、疑ったからすべて検査するわけでもなさそうです。ミルクをノンラクトに変えたら、翌日から1日10回以上していた下痢が止まりました。ノンラクトを1缶使い切る直前に小児科にお世話になることがあり、いつまで続けるかを聞いたら「一回やめてみましょう。」と言われましたので、今までのミルクに戻して与えていますが、今のところ下痢の再発はありませんし、離乳食も再開できています。